訳分わからん???~意味分かるに。サードウェーブ、スペシャルティ、シングルオリジン、ロースタリーカフェまで。No,2
2017年07月06日 公開

暑い日が続きますね。夏バテしていませんか?
疲れた時は甘い物も食べたくなりますよね。
コーヒーの木一本から取れる豆の量はご存知ですか?
豆でおよそ500g~1000gです。
たったのそれだけしか取れない貴重な物なんですよね。
さて、前回の続きですが、今日はコーヒーの種についてお話できればと思います。
コーヒーの木はアカネ科コーヒーノキ属の植物でコーヒー豆は豆では無く種になります。
ひとつの実に対で入っていますので2粒入っています。

こんな感じになっています。
赤い実を付けて白い花を咲かす植物です。


黄色い実を付ける物もあります。
黄実の名は。イエローブルボンなんて言います。

コーヒーの種はアラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種とありますが、一般的にレギュラーで飲まれるコーヒーはアラビカ種
缶コーヒー、インスタントコーヒー等はロブスタ種が使用される事が多いです。
リベリカ種は現在では殆ど生産されていませんので、こちらはほぼ考えなくて良いかなと思います。
ですので、アラビカ種、ロブスタ種が2大種と考えて頂いて結構です。
ロブスタ種は正式にはカネフォーラ種と呼びます。
アラビカ種は高品質なコーヒーの種です。
それでは、アラビカ種の品種はどの様な物があるのかと言うとかなりの品種があるので難しいかと思いますが、
良く知られる物でティピカ、ブルボン、スマトラなんかでしょうか。
スマトラ種、ゲイシャ種、マラゴジッペ種、カトゥーラ種、カトゥアイ 種、ムンドノーボ種、パカマラ種などなどあります。
コロンビアなんかでは品種改良が進んで一時はバリエダ コロンビアなんかがありました。
収量が多く病気に強い品種ですが、品質が落ちる品種です。
RANAのコロンビアはコロンビアサントゥアリオブルボンとある様にブルボン種です。
ティピカ、ブルボンという昔からある在来種 が香りの質、綺麗で上品な味の傾向です。
耐病性が低いのが特徴です。
アラビカ種とは逆にロブスタ種は耐病性が強いですが、品質が劣ります。
難しいですよね。
僕が飲んだ感じではティピカ、ブルボンから派生した品種や品種改良なんかの傾向としては
強い味が出るのかなと感じたりします。
例えば酸味なんかでも結構強めの酸味を感じます。ティピカの柔らかな酸味とは違っています。
もちろんティピカ、ブルボンだけが良いのでは無く品種改良された物にも非常にバランスの良い物もありますので、そこはお間違えの無い様お願い致します。
RANAは店舗の家具入れ替えてリニューアルしますよ。
時間を忘れてゆっくり寛げる空間にできれば良いかなと思っています。